〈あの映画は観ないほうがいい〉大怪獣のあとしまつ その1
突然ですが、皆さんは「大怪獣のあとしまつ」という映画を知っていますか?
2022年2月4日にロードショーされるや否や、ツイッターなどでおもちゃにされてる話題になっているようですが、評価が低いみたいですね。
そんなことはつゆ知らず、僕はアナログ生活主体の映画好きな母と、先日当該の映画を観に行きました。
そして、映画を見終わった夜に初めて世間での意見を目にすることになりました。
てなわけで、僕なりに映画「大怪獣のあとしまつ」のネタバレ感想を述べたいと思います。
なお、その後のレビュー動画の視聴などに若干影響されてる部分もあると思います。ですので、それでもいいよという方は引き続き読んでいただけると幸いです。また、ネタバレを含みますので、新鮮な気持ちを失いたくないという勇者の皆様以外は、ページを閉じてください。
最初に言っておきます。
この映画は観ないほうがいいです。
いや、マジで。どうしても気になるという方は、円盤化されたものをレンタルするか、ネット配信された際にサブスクで観てください。どんな形であれ、フルプライスを払うと虚無感に襲われると思います。
正直、映画にあまり興味のない僕でも「あぁ…(絶望)」となった作品です。
というわけで、ここから長い長い本編が始まります。
〈※注意※ 以下ネタバレ含みます〉
この作品を最初に知ったのは劇場での予告編です。記憶が正しければ、半年ほど前からやっていたような…。確かに興味をそそられました。題材が「大怪獣は死んだ、じゃあその後どうする?」というものですので。大型ヒーロー特撮を観ていると忘れがちですが、確かにそうだよなあ…
そんなことを頭の中でうっすら考えながら年が明け…母親から一緒に観に行こうと誘われまして、ついに公開開始となり、観に行ったわけです。
(まあ、母親自身子離れができていないなと子はあきらめて着いていったわけですが…)
なお、前述のとおり映画を観る前にこの作品についての情報はほとんど仕入れていません。
幸いその日はそのシネマの割引デーだったせいか、大人一枚1300円で入場。
そしてそれが虚無空間への片道切符になるとはだれが予想できたでしょうか。
開幕、大きな音でセリフが読み上げられますが、僕の耳が敏感なのもあって、やけに不用意に音量が大きく感じられたところから本編はスタート。
しょっぱなからキャスト・流れが濃いわ濃いわ。
責任感のない首相
責任の押し付け合いをする大臣軍団
反対運動を繰り広げる民衆
下ネタや寒いギャグ
それだけならいいものの、笑いが入りそうな間もなく次から次へと会話が流れる
それのどれもこれも本筋とは関係ない
どうでもいいこと(どんなにおいがするのか、死んだ怪獣の名前など)に躍起になる人々
日本政府が見解を発表するたびに意見を変えて文句を言う国際社会
まさかのダブル不倫とキッス
…あのさあ…これが全部伏線だとしたら回収しきれんド?それくらい要素マシマシ
ついでに、ギャグの頻度と店舗が大渋滞。つまらないうえにごり押し過ぎる。
そして、そうでありながらも「あ、これは現代社会を皮肉ってるんだなー」と思ってみている時間が、確かに僕にもありました。
書いているうちにこちらもおなか一杯になってきたので、続きは次回書こうと思います。
今日のつぶやきをご覧くださいましてありがとうございます。
興味を持たれましたら、ブックマークと次回以降のつぶやきにお付き合いください。